無料相談

仏壇を買い替えるとき古い仏壇はどうする?魂抜き・引き取り・処分の流れ

住み替えや家のリフォームを機に、お仏壇を新しくする——そのとき必ず出てくるのが「古い仏壇はどうすればいいの?」という疑問です。
「古い仏壇にも魂抜きは必要?」
「買ったお店で引き取ってもらえるの?費用は?」
「位牌や掛け軸は、そのまま新しい仏壇に移していいの?」
先に結論をお伝えすると、古いお仏壇は「魂抜き(閉眼供養)→引き取り→供養・処分」の順で手放し、新しいお仏壇には魂入れ(開眼供養)をして、お位牌とご本尊を移します。この記事では、買い替えで起きる3つの供養、古いお仏壇の引き取り先3つの比較、残すものと処分するものの仕分け、新旧を同じ日に入れ替える段取り、そして当店が実際にお引き受けした買い替えに伴う処分の実例(税込55,000円)まで、順番にご案内します。

1. 結論:買い替えの全体の流れは「新しい仏壇を決める→古い仏壇を魂抜き→入れ替え」

お仏壇の買い替えは、「新しいお仏壇を選ぶこと」と「古いお仏壇を手放すこと」の2つが同時に進みます。全体の流れを先に押さえておくと、どの順番で誰に連絡すればよいかが見えてきます。

順番やること相談先
① 新しい仏壇を決める置き場所の寸法を測り、お位牌とご本尊が収まる大きさを確認する仏具店・通販
② 古い仏壇の引き取り先を決める仏具店・菩提寺・専門業者のどれに頼むか(§3)。供養の有無と費用を確認仏具店/菩提寺/仏壇処分業者
③ 古い仏壇の魂抜き(閉眼供養)お位牌・ご本尊・古いお仏壇に読経。浄土真宗は遷仏法要菩提寺、または業者経由の提携寺院
④ 残すもの・処分するものの仕分けお位牌・ご本尊・過去帳・遺影は残す。合わない仏具は処分(§4)ご家族
⑤ 古い仏壇の引き取り・処分搬出→合同供養・お焚き上げ→処分。供養証明書があれば受け取る②で決めた先
⑥ 新しい仏壇の納品・魂入れ(開眼供養)お位牌・ご本尊を移し、開眼供養(浄土真宗は入仏法要)菩提寺(仏具店が手配する場合も)

ポイントは、③の魂抜きと⑥の魂入れは「対」になっていること。古いお仏壇から魂を抜き、新しいお仏壇に魂を入れる——この一対で、お参りの場が新しいお仏壇へ引き継がれます。

2. 買い替えで必要になる供養は3つ:魂抜き・魂入れ・お位牌の移し替え

① 古い仏壇の魂抜き(閉眼供養)

お仏壇を処分・買い替えする前に、宿るとされる魂を抜いて「ただの家具」に戻す供養です。お坊さんに読経していただきます。魂抜きそのものの意味やお布施の相場は魂抜き(閉眼供養)の解説記事、当日の準備は魂抜き当日の準備の記事にまとめています。

② 新しい仏壇の魂入れ(開眼供養)

新しいお仏壇に、ご本尊とお位牌を迎え入れる供養です。「開眼供養」「入魂式」「お性根入れ」など宗派・地域で呼び方が変わります。魂抜きと同じお坊さんにお願いできれば、同じ日の午前と午後で両方を済ませることも可能です。

③ お位牌とご本尊の移し替え

お位牌とご本尊(仏像や掛け軸)は買い替えても処分しません。古いお仏壇から取り出し、新しいお仏壇へ移します。新しいお仏壇にご本尊が付属している場合や、大きさが合わずご本尊を新調する場合は、古いご本尊だけを供養してお焚き上げする形になります。

浄土真宗の方へ:魂抜き・魂入れではなく「遷仏法要」「入仏法要」

浄土真宗では、お仏壇に魂が宿るという考え方をしません。古いお仏壇には遷仏(せんぶつ)法要、新しいお仏壇には入仏(にゅうぶつ)法要という感謝と迎え入れのお勤めをします。お位牌は用いず過去帳を移します。詳しくは浄土真宗の仏壇処分の記事をご覧ください。

3. 古い仏壇の引き取り先は3つ:仏具店・菩提寺・専門業者の比較

古いお仏壇をどこに引き取ってもらうかで、供養の有無・搬出の手間・費用が変わります。買い替えの場面でよく使われる3つを比べます。

引き取り先供養搬出費用の考え方向いている方
① 購入する仏具店店により「魂抜きは別途」が多い。提携寺院で供養する店もある新しい仏壇の納品時に持ち帰ってくれることが多い引き取り料は店ごとに異なる(購入特典で無料〜有料まで幅がある)。見積もりで「供養込みか」を必ず確認仏具店で新しい仏壇を買い、納品と同日に入れ替えたい方
② 菩提寺魂抜きは確実にしてもらえる引き取りまではしないお寺が多い(お焚き上げできる大きさに限る)お布施(目安1万〜5万円)。本体の処分は別に手配が要ることが多い菩提寺と付き合いがあり、供養を最優先したい方
③ 仏壇処分の専門業者提携寺院での合同供養・お焚き上げ、または訪問供養を手配養生して搬出。大型・2階・マンションも対応大きさで決まる回収料+供養料。当店の実例は下記§5通販で新しい仏壇を買う方/仏具店の引き取り条件が合わない方/供養と搬出をまとめて済ませたい方

自治体の粗大ごみに出す方法もありますが、供養なし・自分で運び出しが前提です。頼み先ごとの詳しい違いは仏壇の引き取りはどこに頼む?の記事で比較しています。

仏具店の「引き取り無料」で確認したい3点

①魂抜きは含まれるか(「供養は菩提寺で済ませてから」と言われることがあります) ②搬出は誰がするか(玄関先まで自分で運ぶ条件の店もあります) ③一定額以上の購入が条件か。無料の範囲を先に聞いておくと、納品当日に慌てません。

4. 残すもの・処分するものの仕分け:「移せるもの」を先に決める

買い替えで意外に迷うのが、古いお仏壇の中身です。「新しい仏壇に移すもの」を先に決めると、処分するものが自然に決まります。

品目新しい仏壇へ補足
お位牌移す数が多い場合は繰出位牌や過去帳にまとめる方法も(位牌をまとめる記事)
ご本尊(仏像・掛け軸)移す(大きさが合えば)新しいお仏壇に合わない場合は新調し、古いご本尊は供養してお焚き上げ
過去帳・遺影移す遺影は小さくして飾り直す方も多い(遺影の処分の記事)
仏具(香炉・花立・火立・りん・仏飯器)合えば移す/合わなければ処分小さなお仏壇には小さな仏具が必要。古い仏具はお仏壇と一緒に供養・回収できる(仏具の処分の記事)
お仏壇本体・経机・仏壇台処分魂抜きのうえ引き取り。金仏壇など買取できる場合もある(§7)

京都市下京区の実例では、新居の小さなお仏壇へ移す掛け軸だけを事前に取り外して残し、高さ約160cmのお仏壇本体と、新しいお仏壇に合わない仏具だけを合同供養・回収しました(実例ページ・写真つき)。「これは残したい」は、そのまま残せます。

5. 費用の目安:古い仏壇の処分にかかる実額と、お布施

買い替えの費用は「新しいお仏壇の代金」に目が行きがちですが、古いお仏壇側にも費用がかかります。内訳は次の3つです。

実例内容総額(税込)
京都市下京区(買い替え)高さ約160cmの大型仏壇(金仏壇系)の回収33,000円+提携寺院での合同供養・供養証明書22,000円。掛け軸は残置55,000円
三重県松阪市(金仏壇の買取適用)大型の金仏壇を25,000円で買取り、総額55,000円から差し引き実質30,000円

いずれも当店が実際にお引き受けした金額です。他の実例と費用の内訳の考え方は仏壇処分の費用と相場の記事と対応事例の一覧で、写真・作業内容・総額をそのまま公開しています。

6. 新旧の入れ替えを同じ日に済ませる段取り

「古い仏壇を出したあと、新しい仏壇が届くまで位牌をどこに置けばいい?」——買い替えでいちばん多いご質問です。答えは、できれば同じ日に入れ替える。できなければ一時安置で数日置いて問題ない、です。

時間帯古い仏壇新しい仏壇
前日まで香炉の灰・お茶湯の水・仏花・お供え物を片付け、引き出しの中を確認。残すものを取り出しておく置き場所を空け、寸法と搬入経路を確認
当日 午前魂抜き(菩提寺または訪問供養)→養生して搬出。お位牌・ご本尊は清潔な棚の上などに仮安置—
当日 午後—納品・設置→お位牌・ご本尊を移す→魂入れ(開眼供養)
同日にできない場合先に魂抜き・搬出。合同供養なら立ち会い不要届くまでお位牌・ご本尊は白い布を敷いた棚などに仮安置。数日〜数週間は問題なし

仮安置のあいだ、お参りはどうする?

お位牌とご本尊を棚の上に安置し、小さな香炉やお水を添えて、いつもどおり手を合わせて大丈夫です。「仏壇がない期間があるのは失礼?」と心配される方がいますが、気持ちをもってお祀りしていれば問題ないとされるのが一般的です。引越しと同時の買い替えなら、仏壇の引っ越しの記事の手順も参考になります。

7. 買い替えでよくある迷いに答えます

小さい仏壇に替えるのは失礼?

失礼ではありません。大切なのはお仏壇の大きさではなく、暮らしの中に手を合わせる場が無理なく残ることです。住まいに合わせてコンパクトなお仏壇に替える方は年々増えており、お寺の側も「お参りが続くこと」を第一に考えてくださるのが普通です。

修理と買い替え、どちらがいい?

金仏壇の洗浄・修復は、程度によっては新品と同程度の費用がかかることがあります。「今の家に大きさが合っているか」「あと何十年お祀りするか」を軸に、仏具店で修理見積もりを取ったうえで比べるのが確実です。

古い仏壇は買い取ってもらえる?

塗りや金箔の状態がよい金仏壇や、唐木仏壇の一部は買取の対象になることがあります。当店では松阪市の実例のように、買取額を処分費用から差し引く形で対応した実績があります。売れる仏壇・売れない仏壇の見分け方は仏壇買取の記事にまとめています。

買い替えの時期は?お盆やお彼岸の前でもいい?

決まりはありません。「お盆までに新しい仏壇でお迎えしたい」という方が多く、その場合はお寺と仏具店が混み合う7月・8月・お彼岸の直前を避けて、1〜2か月前に手配しておくと安心です(お盆と仏壇処分の記事・お彼岸の記事)。

当店は、お仏壇の販売はしていません。だからこそ、買い替えの場面では「古いお仏壇の供養と引き取り」だけを、仏具店で買う方にも通販で買う方にも同じ条件でお引き受けできます。残したい掛け軸やお位牌はそのまま残し、処分するものだけを養生して搬出し、提携寺院で合同供養(または僧侶がご自宅へ伺う訪問供養)のうえ、供養証明書をお渡しします。

古いお仏壇の処分だけ、写真1枚でお見積もりします

新しいお仏壇の納品日が決まっていれば、その日に合わせて古いお仏壇の魂抜きとお引き取りを手配します。「残したいもの」もお伝えください。しつこい営業はいたしません。

☎ 090-8880-3658 土日祝も営業/対応時間:7:00〜22:00 LINEで写真を送って相談する 24時間いつでも受付・ご相談OK

8. よくあるご質問

Q. 仏壇を買い替えるとき、古い仏壇に魂抜きは必要ですか?

A. 多くの宗派では、古いお仏壇を手放す前に魂抜き(閉眼供養)をするのが一般的です。お位牌やご本尊を新しいお仏壇へ移し、古いお仏壇を「ただの家具」に戻してから引き取り・処分に進みます。浄土真宗では魂という考え方をしないため、魂抜きではなく遷仏(せんぶつ)法要という感謝のお勤めをします。菩提寺がない場合は、提携寺院での合同供養という形で済ませることもできます。

Q. 古い仏壇は、新しい仏壇を買った仏具店で引き取ってもらえますか?

A. 購入と同時であれば引き取りに応じる仏具店が多くあります。ただし、供養(魂抜き)は別扱いのことが多く、引き取り料も店ごとに異なります。「引き取り料はいくらか」「魂抜きは含まれるか」「搬出は誰がするか」の3点を購入前に確認しておくと安心です。仏具店で買わない場合(通販で購入する場合など)は、菩提寺か仏壇処分の専門業者に依頼します。

Q. 新しい仏壇の納品と、古い仏壇の引き取りは同じ日にできますか?

A. できます。無理のない順番は「午前に古いお仏壇の魂抜きと引き取り、午後に新しいお仏壇の納品と魂入れ」です。同じ日にできない場合は、お位牌とご本尊を一時的に清潔な棚の上などに安置し、新しいお仏壇が届いてから移します。数日程度であれば問題ありません。

Q. 古い仏壇から新しい仏壇へ移せるものは何ですか?

A. お位牌・ご本尊(仏像や掛け軸)・過去帳・遺影は、そのまま新しいお仏壇へ移せます。仏具(香炉・花立・りん など)は新しいお仏壇の大きさに合えば使い続けられますが、サイズが合わないものは処分します。京都市下京区の実例では、掛け軸だけを新居のお仏壇へ移し、お仏壇本体と合わないお仏具のみを合同供養・回収しました。

Q. 小さい仏壇に買い替えるのは、ご先祖様に失礼になりませんか?

A. 失礼にはなりません。お仏壇の大きさより、手を合わせる場が暮らしの中に無理なく残ることの方が大切です。住まいに合わせて小さなお仏壇に替える方は年々増えており、お寺の側も「お参りが続くこと」を第一に考えてくださるのが普通です。

まとめ

次の一歩は、新しいお仏壇の納品日と、古いお仏壇の写真を用意することだけ。それだけで「古い仏壇をどう手放すか」の相談ができます。

買い替えの「古い仏壇」だけ、お任せください

ご相談・事前の確認は無料です。納品日が未定でも、古いお仏壇の写真があれば費用の目安をお伝えします。買取が見込める場合は、正直にそうお伝えします。

☎ 090-8880-3658 土日祝も営業/対応時間:7:00〜22:00 LINEで気軽に相談する 24時間いつでも受付・ご相談OK
☎ お電話 LINEで相談